売掛金回収の方法とそれぞれのメリット・デメリット

 2019.08.19  ヤマトクレジットファイナンス株式会社

“売掛金”とは商品やサービスの販売に対して、期日までに支払われる予定の代金のことです。これを回収することは経営活動の一つとして重要であり、売掛金を滞りなく回収できないと自社の資金繰りが悪化してしまいます。

売掛金回収と聞くと、期日が近づいたら請求書を発行・送付した支払いを待つという方法をイメージする方が多いでしょう。しかし、現代では様々な方法で売掛金回収を行っている企業があります。

そこで今回は売掛金回収の方法とそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

請求管理を内製化する

売掛金回収の方法として最もポピュラーなのは請求管理を内製化する方法です。取引が発生した時点で売掛金台帳に記録し、期日が近づいたら請求書を発行して送付し、支払いを待ちます。期日通りに支払いがなされれば入金消込を行いますし、未払いが発生すればさらに督促連絡を行ったり、然るべき対処を取ります。

メリット

請求管理を内製化することのメリットは、何が起きているのかを自社の判断で行えることです。また、請求管理業務のノウハウが積み上がるといった細かいメリットもあるでしょう。

デメリット

一方、請求管理を内製化することのデメリットは債権リスクも管理しなければいけないという点です。取引を実行する前に与信調査を行っても、期日通りに代金が支払われないリスクは必ずあります。その理由は様々で、単に支払いを忘れてしまったケースや、資金繰りが悪化し支払えるお金がないというケースもあります。

代金未回収が1件でも発生すると、未回収代金の損失に加え、その対応に新たな手間とコストが生じてしまうので、トータルの売掛金回収額は一気に減少してしまいます。かといって厳しすぎる与信基準を設けると取引数が減ってしまうため、バランスを取ることが難しいところです。また、与信基準を厳しくしても、未回収リスクがゼロになるわけではないのもポイントです。

また、全てを自社で行うため人件費が発生することや人的ミスなどデメリットもあります。

ファクタリングサービスを利用する

ファクタリングサービスとは英国発祥のサービスで、企業の売掛金を買い取るというサービスです。企業間取引は与信取引が基本なので、ほとんどの取引は売掛金が発生します。これをファクタリングサービスを提供している会社に売却することで、手数料を差し引いた分の売掛金がすぐに手元に入るという仕組みです。

このサービスには債権を持つ企業とファクタリング会社で実行される2社間ファクタリングと、取引先を含む3社間ファクタリングがあります。

メリット

ファクタリングサービスを利用すると債権リスクの多くを低減できます。たとえば未払いリスクを限りなくゼロにしたり、貸し倒れといったリスクを低減できます。請求管理をファクタリング会社に依頼することで、こうしたリスクをなくしつつ確実に代金を回収できます。

この他のメリットは請求業務を効率化できるという点です。ファクタリングサービスを利用するとファクタリング会社が請求管理を代行してくれるので、請求管理業務を効率化してその分の人件費や諸経費を削減できます。

デメリット

ファクタリングサービスのデメリットは売掛金を売却するにあたって手数料がかかることです。相場としては2社間ファクタリングならば10%~30%程度、3社間ファクタリングならば1%~5%程度です。

手数料の違いが出る理由は、3社間ファクタリングでは取引先を含めてファクタリングを実施し、かつ代金の支払いが一度ファクタリング会社を経由するからです。代金回収の確実性が高いため2社間ファクタリングに比べて手数料が安くなっています。

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ただし手数料がかかることには変わりないので、回収できる金額が目減りすることは最大のデメリットでしょう。

相殺や代物弁済

相殺とは売掛金と同程度の取引を行うことで、売掛金と買掛金のバランスをゼロにする方法です。一方代物弁代は、売掛金に同程度かそれ以上の価値を持つモノで弁済させるという方法です。未回収代金に対して予備案として実行することが多いでしょう。

メリット

相殺と代物弁済のメリットは本来の売掛金以上の価値を得ることができる可能性が高いことです。たとえば1,000万円の代金未回収が発生した場合、1,000万円以上の債権動産や不動産で回収できるケースがあります。ただし、売掛金に対してあまりに価値が高いモノだと暴利行為として無効になったり、税務上贈与とみなされる可能性もあるので注意が必要です。

デメリット

デメリットはやはりキャッシュが手元に残らないという点です。相殺と代物弁済は代金未回収が発生した際の予備案になりますが、会社に対して現金が入るわけではありません。そのため相殺や代物弁済によって資金繰りを見直す必要が出てくる可能性があります。

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請求代行サービスを利用する

請求代行サービスとは企業の請求管理をアウトソーシングするサービスです。ファクタリングサービスとの違いは売掛金を売却するのではなく、あくまで請求業務を代行してもらうという点にあります。このサービスは提供会社によってカバーしている範囲が異なり、請求書発行や送付といった一部の業務だけを代行する会社もあれば、請求管理の一切を代行する業務もあります。さらに、売掛金の支払いを100%保証するサービスもあり、そうしたサービスを利用すると未回収リスクをゼロにできます。

メリット

請求代行サービスを利用するメリットは請求管理を大幅に効率化できる点です。ファクタリングサービスと違って請求管理ノウハウを多く持っているので、請求管理を効率化しつつ支払いの確実性を高めることができます。

さらに、前述したように代金100%保証を提供しているサービスならば、万が一代金未回収が発生したとしてもサービス会社から代金が支払われるため、未回収リスクを完全にゼロにできます。

デメリット

デメリットはファクタリングサービス同様に手数料がかかることです。ただし、取引実行前に請求代行サービス会社が取引先の与信調査を行った上で、その結果に応じて取引を行うため手数料は2%~5%程度と割安になっています。

クロネコ掛け払いを利用しよう

“クロネコ掛け払い”はヤマトクレジットファイナンスが提供する請求代行サービスです。取引先の与信調査から請求管理、代金回収業務や未回収が発生した場合の督促業務まですべてアウトソーシングしていただけます。さらに、クロネコ掛け払いは代金100%保証の請求代行サービスですので、万が一代金未回収が発生してもサービス利用企業にはヤマトクレジットファイナンスから代金が支払われます。

そのためクロネコ掛け払いは請求管理の一切をアウトソーシングしつつ、代金未回収リスクを完全にゼロにできる請求代行サービスです。

昨今では、請求管理は業務として負担や諸経費が多いうえ、利益が上がるわけではない業務として認識されています。そうした理由もあり、請求代行サービスは年々その市場規模を拡大しています。

皆さんも、クロネコ掛け払いを利用して請求管理をアウトソーシングし、管理コストを下げながらリスクも下げる売掛金回収の業務を実現してみてください。

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