おさえておきたいWebデザインのトレンド
2020.11.04 ヤマトクレジットファイナンス株式会社
2020.11.04 ヤマトクレジットファイナンス株式会社
既にビジネスの中心になっているWebサイトでは、毎年さまざまなトレンドが登場しています。Webデザインは集客率やコンバージョン率(目標達成)への影響度が非常に大きいため、注力している企業も多いでしょう。そこにトレンドを採り入れることは、効率的にユーザーから人気を集めるための施策になるので、定期的にチェックし、適宜採用することをおすすめします。果たして2020年のWebデザイントレンドとは何でしょうか?
古く、ノスタルジックさを感じられるレトロなデザインと、デジタルを駆使した近代的なスタイリッシュさを掛け合わせたのが「レトロモダンデザイン」です。このトレンドはWebサイトに限った話ではなく、近年ではシューズやファッションアイテムでもレトロモダンが採り入れられており、どこか懐かしさを感じつつスタイリッシュというのは多くの宇ユーザーに受けています。「トレンドは回るもの」と言われますから、「レトロモダンデザイン」で魅力的なデザインに決めるのも吉でしょう。
画像主体ではなく、巨大なフォントデザインのテキストを前面に配置したWebデザインが増えています。ユーザーに対するインパクトは非常に大きいですし、重要な情報がダイレクトに伝わるためWebサイトとしての役割を高める効果もあります。まだ日本のWebサイトでは少ないものの、海外ではすでにトレンドになっているので日本でも流行るのは時間の問題です。
デジタルコンテンツに手書きでオリジナル感溢れるテキストやイラストを採り入れることで、Webデザインに良い意味で違和感が生まれます。スタイリッシュなテキストやイラストというよりも、「下手うま」のようなものの方が味のあるデザインになり、ユーザーに親しまれやすいでしょう。
通常は平面デザインのWebサイトに3Dグラフィックや3Dアニメーションを加えることで、これまでにない近代的なデザインに仕上がります。動画を視聴する感覚でWebサイトが閲覧できるので、ユーザーを世界観に惹き込むにはもってこいのトレンドです。レトロモダンデザインを組み合わせれば、良い味が出るかもしれません。
2019年に引き続きイラスト中心のデザインもトレンドになっています。金融商品を扱うWebサイトなどでは、「理解が難しそう」という理由から敬遠するユーザーも多いですが、Webデザインをイラスト中心にすることで一気に親しみが分かり、かつ理解の促進を図る効果があります。
Webサイトの至るところに幾何学図形や流体シェイプを採り入れることで、スタイリッシュなWebデザインを気軽に採り入れられます。それ自体がシンプルな要素なので、Webサイトの背景やメインビジュアルなど様々なポイントで活用できるのが魅力です。ただし、乱用は禁物でしょう。
最近ではWebサイト全体を通じて太字フォントを使用するデザインが増えています。見出しやタイトルはもちろん、本文まで太字フォントにすることで背景とのコントラストを高めて、立体感を生むことが可能です。これによってテキストの存在感が増すため、情報の訴求力が高まります。
アイソメトリックとは、傾斜させた立体を、間口・奥行き・高さの3方向で作る角度がそれぞれ120度になるように描き、一つの図で対象物の3面を同程度に表す技法です。アイソメトリックイラストは存在感がとても強く、Webサイトに配置するだけでデザイン性が一気に高まります。
ユーザーのスクロールに応じてコンテンツが追加されたり、変化したりするデザインは面白みがあって今後確実に拡大していきます。Webサイトの目的の1つは「スクロールを促してより多くの情報を訴求する」ことなので、これを効率良く実現するためのWebデザインとして注目されています。
最近ではWebサイトの左右や下部など、画面端にSNSリンクや問い合わせボタンなどを固定配置するデザインが増えました。Webサイトのデザイン性を高めつつ機能性も確保できることから、今後も拡大が予想されています。
いかがでしょうか?今年も様々なトレンドが登場し、Webデザイン界隈を賑わせています。ただし、成功しているWebサイトのすべてがトレンドを採り入れているわけではありません。やはり、独自のデザインを貫くことも大切なので、トレンドを採り入れつつ自社Webサイトの独自のデザインを確立することにも注力していきましょう。