Webデザインとは?

 2021.12.22  ヤマトクレジットファイナンス株式会社

「Webデザイン」という言葉はよく聞きますが、それが指す意味とは一体何か?曖昧に理解している方も多いかと思います。Webは今や私生活の一部とも言うべき存在であり、老若男女誰もが利用しています。ビジネスはWebありきですし、世界の情報のほとんどはWebから発信されています。このWebをデザインするとは何なのでしょうか?本記事では、知っているようで意外と知らない、Webデザインについて解説します。

Webデザインとは?

一般的に「デザイン」と聞くと、モノの形や色などを視覚的「かっこいい」「かわいい」と感じるように設計することを意味します。世界には多彩なデザイナーが存在しており、自動車などの大型機械から建築物、シューズやファッションアイテム、家電などあらゆるモノに専門のデザイナーが付いていると言ってよいでしょう。そしてWebも例外ではなく、Webデザイナーと呼ばれる専門家が存在します。

では、彼らはWebの何をデザインしているのでしょうか?前述したモノと違い、Webには実体がありません。ただしパソコンやスマートフォンの画面に表示される部分のデザインは、レイアウトや色遣い、文字のフォント、使用する画像素材などを組み合わせていることから、「視覚的に優れた表示をすることがWebデザインだ」と認識している方も多いことでしょう。

もちろん、その認識はWebデザインとして間違ってはいませんが、本質を捉えているとは言えません。なぜなら、Webデザインとは視覚的に優れた表示をするだけでなく、それを利用する人のことを考えながら情報を整理し、「適切な人に適切な情報を届けることに意識を向けること」もWebデザインのうちだからです。

また、現在ではパソコン、スマートフォン、IoTデバイス(スマートウォッチなど)のようにWebにアクセスする端末が多様化しており、それぞれにWebの表示方法が異なります。このため「誰が、何を使い、どんな情報を知りたいのか」を正確に把握した上で、適切な方法でWebを表示することもWebデザインだと考えられます。

いろいろなWebデザイン

一口にWebデザインといっても、企業ホームページやSNSなど、Webには多様なコンテンツで溢れています。それぞれにWebデザインが存在しており、各コンテンツによってデザインの方法も違います。

一般的なWebサイト

企業ホームページや情報サイト、ブログサイトなどいわゆる一般的なWebサイトでは、それぞれに異なる目的があります。「サービスを知ってもらう」「問い合わせをしてもらう」「情報を発信する」など目的に応じたWebデザインが必要であり、その中で特に大切なのが「ユーザーエクスペリエンス(UX)」と呼ばれる要素です。

UXはユーザーがWebサイトを通じて感じる体験を意味し、UXが高いWebサイトというのは、アクセス性が高かったり、情報が上手く整理されていたり、視覚的に見やすいデザインが採用されています。

また、最近ではWebサイトを通じて集客手法であるコンテンツマーケティングがビジネスの主流になっており、Webデザインではレイアウトや色遣いにこだわることよりも、「如何にして有益な情報をコンテンツ化し、適切なターゲットに届けるか?」が重要になります。

2. ランディングページ(LP)

LPとはデジタル広告の一種で、何か1つの商品に特化したWebサイトのことを指す場合が多いです。ほとんどのLPは1カラム構成※になっており、すべての情報が1つのページに集約されています。※横展開が無く、縦にスクロールするだけのページ構成

LPの目的を明確であり、「特定の商品やサービスを、特定の人に購入してもらいたい時」に作られます。そのためほとんどのLPではWebデザインが共通しており、商品に関する情報や口コミが1つのページに集約されています。また、閲覧者の購買意欲を向上するための工夫も多く凝らされており、一般的なWebサイトで商品への興味関心を高めて、最終的にLPに誘導するという動線が敷かれているケースが多いでしょう。

3. バナー広告

バナー広告はWeb広告の一種であり、Webサイト上に比較的小さく表示される画像広告を意味します。WebサイトやLPとは異なり、掲載できるサイズが限定的なので、その中に伝えたい情報を集約する必要があるため、Webデザインの難度は高めです。

非常に狭い範囲の中に伝えたい情報を集約することは難しいので、特定の情報に絞って表示するケースが多いでしょう。また、バナー広告はWebサイト閲覧者の情報に応じて表示する広告を変更できる特徴があるため、ターゲットごとに広告を用意するのがベターな手段です。

この他にもWebサイトに表示されるボタンやメニューなどの細かいデザインや、SNSなどのWebサービスのデザインも存在します。それらに総じて言えることはやはり、ユーザーが望んでいる情報、あるいはターゲットに届けたい情報を上手く整理すれば、必ずしも視覚的に優れている必要はないということです。こうしたWebデザインの特徴を踏まえて、さまざまなWebサイトやコンテンツを見ることで面白い発見があるかもしれませんね。

新規CTA

EC業界のトレンド7選
クロネコ掛け払いご紹介資料

RELATED POST関連記事


RECENT POST「トレンド」の最新記事


Webデザインとは?
New Call-to-action
New Call-to-action

RANKING人気記事ランキング

RECENT POST 最新記事

ブログ購読のお申込み
ヤマトフィナンシャル