導入事例:株式会社ビアトランスポーツ

業務負荷をかなり軽減できました。
はじめに事業内容、貴社の強みを教えてください。
当社は海外からのアパレル、雑貨の輸入卸販売を行っています。仕入先はアメリカが9割を占めており、その他イギリス・フランス・ポルトガル等のヨーロッパ諸国からの仕入れもあります。取引先は累計で約5,000社、アクティブにご利用いただいている先は入れ替わりが激しいですが、昨年実績で1,400社超となります。
輸入卸販売と言うと、ブランドの商品を大量に仕入れてコストを安く抑え販売する、いわゆる在庫商売を行っているところがほとんどです。当社も在庫商売は行っていますが、それにプラスしてお客様からオーダーを受けた商品を海外へ手配し輸入する、いわゆる受発注サービスも行っています。昨今のトレンドとなっている不良在庫を抑え、スモールスタートでスピード感を持ってプロジェクトに取り組むお客様が増加する中、約20万点のアイテムの中から1点でも発注可能である点が大変好評をいただいており、当社の最大の強みとなっています。
代表取締役 小林 剛司様
導入の背景や課題について教えてください。
当社は月間30社、年間だと500社近い新規お取引開始のお客様がいるため、その与信調査を行う必要があるのですが、アパレル系の店舗の特徴上与信情報がないケースが多く、与信調査が大変難しく手間となっていました。売掛金管理業務も非常に煩雑となっていて、その頃から与信業務のアウトソース化を検討することになりました。また基本的には前払いで対応しておりますが、掛け払いを希望されるお客様も多く、要望に答えられないことも懸念となっていました。
そこで、リスクや業務負荷を抱えたまま自社掛け対応をするよりも、売掛金の全額保証、初回からの掛け払い対応ができることから「クロネコ掛け払い」を採用することになりました。
クロネコ掛け払い導入の決め手を教えてください。
当社は以前銀行系の債権保証会社を利用していましたが、保証の規模が大きくないと受けてもらえなかったり、あくまでも保証のみで業務負荷の軽減にはつながらないケースがほとんどでした。また料率も高額だったという経験があります。
与信管理や債権リスクを担保してくれる会社はいくつかありますが、クロネコ掛け払いは請求書発行から債権管理まで全てお任せすることができるので、リスクヘッジと業務負荷軽減の両面を実現できると考え、採用の決め手になりました。
導入してみて効果はいかがでしょうか。
取引先の約3割が売掛金対応を行っており、その内の約25%の取引先で「クロネコ掛け払い」を利用しています。「クロネコ掛け払い」導入以前は請求業務を経理1人で行っており、業務負荷が非常に高かったのですが、クロネコ掛け払いを導入したことにより、業務負荷の面ではかなり軽減することができました。また、案件規模やお客様の与信調査内容に応じて、直接売掛金対応や債権保証会社も併用し、最適化することで貸し倒れもほとんど発生していません。
今後のビジネス展開について教えてください。
輸入して代理販売するビジネスモデルだけでは今後厳しくなることが想定されます。そこで提携会社と協業し、商品調達からプリント、在庫管理などの付帯サービスを提供することでお客様の利便性を向上させて行く取り組みを昨年から開始しています。
これまでは物を仕入れて販売するためリードタイムは短く、貸倒れ等の債権リスクはそれほど大きくはありませんでした。しかし商品の調達から加工まで一元的に行う新しいビジネスモデルでは商品の輸入、加工、納品と工程が長期化するため債権リスクの増大が懸念されます。
今後は「クロネコ掛け払い」サービスの利用をさらに拡大・活用し、リスクを軽減させ、事業を拡大していきたいと考えています。

株式会社ビアトランスポーツ様
事業内容:
アメリカ、イギリスより衣料、雑貨輸入卸販売
所在地:〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1-2-10-201
URL:https://www1.anytees.com/