導入事例:株式会社ナニワ商会

ECサイトとの連携で受注から出荷までの事務効率が向上しました。


事業内容を教えてください。

弊社は写真機器・写真材料等の小売・卸売業者になります。小売業は関西を中心に20店ほど店舗を展開、卸売業は主にフォトスタジオ等に対して対面営業による販売とECサイト(https://728oroshi.jp/)による販売を展開しています。

ECサイト

BtoB向けのECサイトを立ち上げた経緯を教えてください。

ECサイトの立ち上げ前は新規のお客様の開拓及び既存のお客様のフォローは全て営業マンが訪問で行っていました。しかし、展示会等のイベントを通じて全国各地のフォトスタジオから引き合いが来るなか、営業マンが対面で対応するのは負担が大きく、従来の営業手法を変えなければ、今後、売り上げを伸ばしていくのは厳しいと判断し、ECサイトの立ち上げを決めました。

ECサイトの立ち上げによってどのような変化がありましたか。

ECサイトの立ち上げで営業マンの動きは大きく変わりました。既存のお客様を所在地、受注状況、ネット環境等から従来通り対面で対応をするお客様と、ECサイトやメルマガでコミュニケーションを行うお客様との2つにセグメントしました。既存のお客様の対応をECサイトへ寄せたことにより、営業マンはこれまで既存のお客様のフォローに使っていた時間を新規のお客様開拓へまわすことが出来るようになりました。

また、ECサイトの立ち上げに伴い、写真に関わるブログ記事の公開、Facebookによる情報発信を開始しました。Webでの情報発信により2,30代の若い経営者、担当者からの引き合いが多くなってきています。

「クロネコ掛け払い」を導入するきっかけを教えてください。

ECサイトの立ち上げ直後は後払い決済はクレジットカード決済を実装していれば問題無いと考えていました。しかし、調べてみるとBtoB取引でカード決済を利用することに馴染みの無いお客様、カード情報の入力に抵抗のあるお客様が多く、請求書払い対応は必須であることが分かりました。

既存のお客様であれば自社で請求書払いの対応が出来てもECサイトに入ってくる新規のお客様を自社で請求書払い対応するというのは非常に難しいです。弊社では請求書払い対応を行うにはお客様と書面で契約書を交わす必要があります。しかし、ECサイトでの販売は商品をすぐに欲しいというお客様がほとんどのなか、契約書を交わす、または前払いで入金確認後に商品を発送するというのは販売機会の損失に繋がります。

そのような状況で請求書払い対応についてどうするかを考えていた時にヤマトの営業担当者から「クロネコ掛け払い」の提案を受けました。「クロネコ掛け払い」を利用すれば契約書等交わすことなく請求書払い対応ができるようになること、利用しているカートとAPIでの連携が可能で事務負担が掛からないという点から導入を決めました。

EC担当の水嶋様
▲EC担当の水嶋様

「クロネコ掛け払い」を導入してみて効果はいかがでしょうか。

契約書を交わすことなく、カートとの情報連携だけで自動で請求書払い対応が出来るようになり、受注から出荷までの事務効率が非常に良くなりました。特にそれを感じるのがメーカー直送品の受注を受けた時です。弊社はフィルム等の消耗品は自社倉庫からの出荷になりますが、スタジオ機材等の大型商品はメーカーからの直送がほとんどです。メーカー直送品は代引き対応が出来ず、新規のお客様には前払い対応を依頼していました。前払いでお支払いを頂くと入金確認が出来てからメーカーへ発注をかけなければいけないため、お客様は商品を受け取るまでに時間が掛かりますし、弊社のスタッフも随時入金確認を行わなければいけませんでした。「クロネコ掛け払い」を導入したことにより、受注を受けてすぐにメーカーへ発注が出来るようになったのは事務面から見て非常に大きいです。

今後のビジネス展開について教えてください。

今後、卸売りの売り上げを伸ばしていくには営業効率、事務負担の点からもECサイトでの受注を伸ばしていくことが非常に重要と考えております。全体の取引件数から見て、ECサイトでの取引件数の割合はまだまだ低い状況ですので、取引件数を増やせるようブログやFacebookによる情報発信、ECサイトの利便性向上に力を入れていきます。

株式会社ナニワ商会 様

会社名:株式会社ナニワ商会 様
事業内容:写真機器・写真材料等の小売・卸売業
所在地:〒542-8678 大阪市中央区心斎橋筋1-4-29
URL:https://www.cameranonaniwa.co.jp/

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