Webサイト分析に役立つGoogle Analyticsとは?
2022.02.10 ヤマトクレジットファイナンス株式会社
2022.02.10 ヤマトクレジットファイナンス株式会社
人よりもちょっとWebサイトに詳しい方なら、「Google Analytics(GA)」と呼ばれるツールを耳にしたことがあるかと思います。GAは無料で利用できるアクセス解析ツールであり、Webサイト運営者なら個人・法人を問わず誰もが利用しています。本記事ではこのGAについて、その概要を分かりやすくお伝えします。
GAはアクセス解析ツールの一種であり、どういったツールかといいますと「Webサイトへのアクセスに対し、さまざまな視点からデータを集めてWebサイトの運営状況を把握するため」のものです。アクセス解析ツールを利用することで、Webサイト全体のアクセス数、Webページごとのアクセス数、検索に使ったキーワード、Webサイトの平均滞在時間などを定量的に知ることができます。つまり、自Webサイトに対するユーザーの反応などが把握できるようになるので、それに応じて改善プランを立ててWebサイトの利便性を継続的に高めていけるのです。
では、GAはどういったアクセス解析ツールなのでしょうか?名称からも分かる通り、Googleが提供するツールであり、「無料で提供されている」というのが最大の魅力です。無料故に技術的サポートは受けられませんが、使い方さえマスターすれば誰でも簡単にWebサイトの運営状況をリアルタイムに把握できるようになります。
幸にも、GAの使い方を学習するための書籍は多数出版されていますし、とにかくGAを使いながら独学でマスターすることも可能です。ただし、予告なくUI(ユーザーインターフェース)が更新されることが多いため、常に最新情報をキャッチしながら扱うことが大切です。
ちなみにDataSignが実施した『DataSign Report 上場企業調査 2017.08』によると、「上場企業が利用しているWebサービスランキングTOP100」でGAは1位にランクインしており、83%以上の上場企業が利用しているとのことです。
では、GAを使うことで具体的にどのようなWebサイトのデータを確認できるのか整理していきます。
「Webサイトの今」を知るためのレポートです。現時点でWebサイトに訪れているユーザーが何人いて、その推移を時系列で見えることもできます。
Webサイトにアクセスしたユーザーの属性データや、ユーザーがどのような行動を取ったかが確認できます。
<集客>
Webサイトに訪れたユーザーが、どのチャネルから流入しているのかを細かく把握することができます。
<行動>
Webサイトに訪れたユーザーが、Webサイト内でどのような行動を取っているかを知ることができます。
<コンバージョン>
Webサイトがそれぞれの役割を果たしているかどうかを確認できます。GAではコンバージョンをいくつも設定できるので、Webページごとに適切なコンバージョンを設定することで効率的な運営が目指せます。
いかがでしょうか?GAを利用するには一定の知識と技術が必要ですが、使いこなせればこれほど強力なツールはありません。今後Webサイトを運営しようとしている方は、GAの利用を積極的に検討しましょう。